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皆さんこんにちは!
株式会社ツバサオートメーション、更新担当の中西です。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
株式会社ツバサオートメーション監修!
記念すべき第1回目のテーマは!
制御盤の設計は、産業機械や設備が安全かつ効率的に稼働するための「頭脳」を作る作業です。制御盤がシステムの心臓部となり、各パーツやシステムをコントロールしているため、設計段階での細かな配慮が非常に重要になります。
仕様の確認と要件定義
まずはお客様のニーズを把握し、システム全体がどう機能すべきかを確認します。例えば「どのような動きをする機械か」「安全性はどのくらい必要か」「稼働する環境の温度や湿度」などを確認していきます。これらの要件に基づき、制御盤が持つべき機能や性能を具体化し、図面に落とし込んでいく作業を行います。
回路設計と部品の選定
次に電気回路を設計します。機械の動作に必要な電流や電圧に応じて、最適な配線構成を考えます。また、使用する部品の信頼性や寿命を考慮し、定格に合った部品を選定していきます。制御盤に使われる部品には、耐久性が求められるため、部品メーカーの選定や適切な材料の選び方もポイントです。
安全対策と冗長性の確保
産業機械は、常に安全が最優先です。たとえ一部のシステムが故障しても、安全に動作を止めることができるように「冗長性」を持たせます。例えば、センサーやブレーカーを複数設置することで、安全に稼働を続けられるようにし、万が一の故障にも備えます。こうした安全対策は、設計段階で計画的に行う必要があります。
以上、第1回制御盤設計雑学講座でした!
次回の第2回もお楽しみに!
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