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月別アーカイブ: 2024年12月

第4回制御盤設計雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社ツバサオートメーション、更新担当の中西です。

 

 

本日は第4回制御盤設計雑学講座!

今回は、制御盤の施工についてです。

 

 

制御盤の施工~設置と最終確認

製造が終わった制御盤は、いよいよ実際の産業機械に設置する「施工」の段階です。

この工程では、制御盤を現場に設置し、機械と連携させて正常に稼働できる状態にします。

 

 

1. 設置場所の確認と固定

制御盤は、その場所に適した設置が必要です。

湿気や振動が多い現場には防塵や防水のケースが必要ですし、安定した場所に固定して、予期せぬトラブルが発生しないようにします。

設置後は地震などでの倒壊が起こらないようにしっかりと固定します。

 

 

2. 配線と接続の確認

制御盤と産業機械を接続する際は、全ての配線が図面通りに行われているか確認し、配線の緩みや接触不良がないように慎重にチェックします。

特に電源線や信号線は、機械の動作に直接影響するため、正確に接続されていることが重要です。

 

 

3. 最終動作確認と安全検査 設置が完了したら、最後に動作確認を行います。

機械全体が制御盤の操作に従って正確に動作するか、緊急停止ボタンなどが正常に機能するか、細かく確認します。

これにより、安全面での問題がないことを最終的に確認して施工が完了します。

 

 

以上、第4回制御盤設計雑学講座でした!

次回の第5回もお楽しみに!

 

 

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第3回制御盤設計雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社ツバサオートメーション、更新担当の中西です。

 

 

本日は第3回制御盤設計雑学講座!

今回は、制御盤の製造についてです。

 

 

制御盤の製造~高い精度と品質管理が求められる

製造は、設計図や製図に基づいて制御盤を組み立てていく工程です。

製造の工程でのミスがシステム全体に影響することがあるため、正確さと高い品質管理が求められます。

 

 

1. 配線の正確な取り付け

配線作業では、設計図に従い、指定された場所に配線を取り付けていきます。

配線が混乱しないように、ケーブルの色や番号で管理し、取り付け位置や接続先が正しいか慎重に確認しながら進めていきます。

また、配線がきれいに整理されていることで、万が一のメンテナンス時に作業がしやすくなります。

 

 

2. 部品の取り付けと固定

制御盤に取り付ける部品(端子台やリレーなど)は、振動や衝撃に耐えられるように確実に固定します。

ネジの締め忘れや取り付け位置のずれがないよう、各部品がしっかりと取り付けられているか確認します。

特に、ブレーカーやリレーは安定性が求められるため、適切に固定されていることが大事です。

 

 

3. 品質管理と動作確認

完成した制御盤が設計通りに動作するか、実際に通電して確認します。

通電テストや操作テストを行い、スムーズに動作するか確認した後、安全性の検査を行います。

 

 

この検査で異常があれば、原因を追究し、問題が解決するまでテストを繰り返します。

 

 

以上、第3回制御盤設計雑学講座でした!

次回の第4回もお楽しみに!

 

 

 

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